2006年4月から5月にかけて東ティモールで発生した動乱は、焼き討ち、略奪、集団抗争などを首都ディリやその周辺で横行させました。結果、14万人の人々が、避難生活を送ることを余儀なくされました。IOMは、東ティモール国内の混乱により引き起こされた人の移動(非自発的移住)に対応し、国内避難民に対する支援活動を行っています。

IOMはまた、東ティモールが1999年の直接投票と暴動を経て国連東ティモール暫定行政機構(UNTAET)の管理下に移行した際には、UNHCRとの提携で難民約16万人の帰還を支援。さらに、帰還民や元戦闘員の再定住・社会復帰支援も行いました。

国内避難民支援

IOMは日本政府からの100万米ドルをはじめとした各国の援助を受けて、政府供給米やその他の援助物資の輸送・配布、および国内避難民キャンプへの支援を行っています。

東ティモール
日本政府の支援で国内避難民に政府供給米を届ける @IOM 2006

援助物資の輸送・配布

IOMは労働連帯省と協力し、地方を含めたキャンプなどで避難生活を送る人々に対し、2007年1月末までに政府米5,200トン以上を配布しました。その他の必要物資も合わせて、支援は東ティモール全13県に届きました。現地で活動するNGOなど他の援助機関にも、水や食糧、その他の援助物資の輸送手段を提供しています。

国内避難民キャンプへの支援

「キャンプ運営チーム」を設置し、コモロ空港キャンプ、ディリから20kmのヘラキャンプなどで暮らす避難民を直接支援しています。常駐、または毎日訪問することで、水、衛生、保健サービス、食糧などの基礎的な支援が政府や国際機関、NGOなどにより適切に提供されるように努めています。
他のキャンプ運営者からの要請にも応え、支援の不足分野を把握して他の援助機関と調整し、キャンプの環境改善を図っています。
また現地のキャンプ運営者や援助関係者に対し、援助物資の配布方法の改善や火災防止などのキャンプ内の環境改善、安全確保、キャンプ間の調整などのトレーニングを実施しました。

帰還・再定住支援

国内避難民の生活の改善を図る一方で、IOMは政府による帰還・再定住計画を支援しています。帰還に備えて避難民や受け入れコミュニティとの草の根レベルの対話を行っています。
IOM主催の帰還・再定住対話集会で国内避難民が不安等を話し合う。
©IOM 2006 Photo by Angela Sherwood

日本の支援による国内避難民支援活動については、以下のパンフレットもご覧ください
東ティモールIOMの緊急活動 -日本とのパートナーシップ-2006年12月作成(中)
東ティモールIOMの緊急活動 -日本とのパートナーシップ-2006年12月作成(外)

プレス・ブリーフィング・ノートでも東ティモールでの活動を紹介しています
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