「人身取引をなくすために わたしたちにできること」

人身取引とその背景について、わかりやすく解説したパンフレットです。
たくさんの方に紹介してください。


世界には1億8,000万人を超える「移民」(migrants)がいると言われています。移民とは様々な理由により自分の母国以外の場所で暮らす人々のことを指しています。

良い暮らしや収入、家族との再会、身の安全や自由を求めて人々は国境を越えて移動します。また、国際的な移住とは異なりますが、災害や戦火を逃れて国内で避難している人たちも広い意味での移住者に当たります。

移民は、言葉や習慣の違う社会で困難を乗り越えながら生きていかなければなりません。特に女性の場合、「外国人であり、しかも女性である」という二重に弱い立場に置かれているため、差別や搾取に遭いやすく特別な保護を必要としています。

中でも「人身取引」(trafficking in persons)と呼ばれる人権侵害を受ける人たちの問題は深刻です。人身取引の被害に遭うのは、多くの場合、社会的に弱い立場に置かれ、合法的に移住することが困難な人々です。売春など性的な搾取を受けることが多い女性の場合、人身取引によって身の自由を奪われるだけでなく、暴力や感染症などのせいで生命の危険にさらされることが少なくありません。また、子どもたちが強制労働をさせられる被害も見られます。

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 人身取引をなくすためにわたしたちにできること