国際移住機関(IOM)
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2005年7月27日

◆スーダン 北ダルフールの国内避難民8,000人を移送◆

Photo: Alexis Masciarelli

IOMは、国内避難民8,000人に対し、北ダルフールのアブシュークキャンプから数`離れたアルサラームキャンプへの移転支援を実施した。国連人道問題調整事務所(OCHA)の要請に応えたもの。

アルサラームキャンプは、最近アブシュークキャンプに到着したものの基本的な支援を受けられない状況にあった国内避難民20,000人を収容するために開設された。この2週間、IOMは10台のバスやトラック、12人のスタッフや、医療支援を提供し、8,156人の国内避難民をアブシュークからアルサラームに移送した。すでに、米国NGO “International Rescue Committee (IRC)”が13,000人の移送を完了しており、アルサラームキャンプは6月29日から運営されている。

IOMは移送支援だけでなく、アブシュークキャンプに新規に到着した国内避難民の登録も担当している。

IOMは、今年3月20日から6月20日にかけて、スーダン政府の人道援助委員会(HAC)やUNHCR, UNICEF、OCHAなどの国連機関と提携して、スーダンにおける国内避難民の実態調査を実施した。ハルツ−ム近郊を含むスーダン北部やヌバ山地区など54箇所に居住する国内避難民約290万人の中から44,238人(7,020家族)を対象に、将来的な帰還計画や支援ニーズなどに関するアセスメントが行われた。

≫調査報告書(英文)のPDF版は以下からダウンロードできます
  IOMスーダン国内避難民調査2005年6月vol.1
  IOMスーダン国内避難民調査2005年6月(図表統計)vol.2

◆ジンバブエ 強制立ち退きにより家を失った人々へ食糧など支援◆

ジンバブエ政府による強制立ち退き・住居取り壊しの問題に対応して、IOMはNGOなどと協力し、家を失った25,000世帯以上(125,805人)に対して食糧や生活用品などを支援した。

国連世界食糧計画(WFP)などから提供された食糧1.070d(穀類・豆・油)と、毛布40,000枚などを配布した。

この強制立ち退き命令により、700,000人が家を失ったとされる。


◆モルドバ 人身取引対策法の執行に関する国際会議を開催◆

IOMは、東欧における人身取引対策法の執行に関わる各国の政府関係者などを対象とした、第3回国際会議をモルドバで開催した。スウェーデン政府の支援による人身取引対策の一環として実施したもの。

29カ国からの参加者があり、不法なビザ取得の仲介の非合法化、犯罪性が疑われる臓器提供の報告を医療機関に求めること、人身取引対策法を国境を越えて執行するために各国が協力することなどを提言した。

近年、各国の対応は、法制度の整備や法執行機関の設置などを通じ、人身取引の刑事処罰化や訴追に関して進展が見られる。しかし、国境を越えた法の執行は依然最大の課題である。

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IOM International Organization for Migration
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