国際移住機関
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2005年8月31日

◆スーダン ハルツーム地区に帰還情報センターを開設◆

スーダン 帰還途中の国内避難民 ©IOM 2005
IOMは、ハルツーム地区のキャンプで避難生活を送る国内避難民を対象に、情報センター12カ所を開設した。

センターは4つのキャンプに3カ所ずつ設置され、南スーダンへの帰還に関して、利用可能な交通やHIVエイズなどの保健衛生についての最新の情報を提供している。情報は国連機関より、英語、アラビア語などで定期的に提供されており、地雷回避教育の教材も国連地雷対策サービス部(UNMAS)より提供された。

多くの国内避難民が帰還を検討している中、センターは彼らが帰還について判断するのに必要な情報を提供している。加えて、避難民と人道支援団体との対話の場も提供しており、避難民のリーダーからも歓迎されている。センターには一日8時間、週5日、国内避難民の代表を含むIOMの指導を受けたスタッフが置かれている。

スーダンには600万人の国内避難民がいるとされ、少なくとも400万人は21年に亘った南部での紛争による避難民である。IOMがスーダン政府や国連機関ほかと協力して最近行った調査(下記参照)によると、南部の国内避難民の多くは帰還を希望している。調査対象の67%の人々は以前に住んでいた場所に帰還するつもりであるが、安全なルートや帰還先の状況、受けられる支援についての情報の必要性を訴えている。

IOMは、今年3月20日から6月20日にかけて、スーダン政府の人道援助委員会(HAC)やUNHCR, UNICEF、OCHAなどの国連機関と提携して、スーダンにおける国内避難民の実態調査を実施した。ハルツ−ム近郊を含むスーダン北部やヌバ山地区など54箇所に居住する国内避難民約290万人の中から44,238人(7,020家族)を対象に、将来的な帰還計画や支援ニーズなどに関するアセスメントが行われた。

≫調査報告書(英文)のPDF版は以下からダウンロードできます
  IOMスーダン国内避難民調査2005年6月vol.1
  IOMスーダン国内避難民調査2005年6月(図表統計)vol.2

◆リベリア 国内避難民の帰還を支援◆

IOMは、モントセラド郡、ボング郡のキャンプで暮らしていて帰還を希望している国内避難民に対し、登録と輸送の支援を引き続き実施している。

IOMはこれまで、25,300人以上の国内避難民の登録を行った。11,400人以上が、主にボミ郡、Gborpolu郡、ロファ郡へIOMの移送支援を受けて帰還した。帰還前の健康診断や故郷の村までの移送をIOMが担当している。

帰還後の食糧、毛布、調理器具、石けん、種子などの支援は国連機関が実施する。


◆イエメン 人身取引対策のトレーニングを実施◆

IOMは、UNICEFとの協力のもと、子どもの人身取引対策の一環として、入国管理に関わるイエメン政府職員40名に対し、トレーニングを実施した。内容は、人身取引に関する国際的な法制度や、予防における警察の役割、心のケアを含めた被害者支援など。トレーニングの成果は、今後策定されるイエメンの人身取引対策行動計画の基礎となる。

この15年、イエメンからサウジアラビアに連れ出されて、特に物乞いをさせられる子どもたちが増えている。最近の調査によれば、2004年の第一四半期だけで、10,000人の子どもがサウジアラビアから送還されている。

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