国際移住機関(IOM)
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2005年10月24日

◆パキスタン地震 迫り来る冬に備え、被災地でテントを配布◆

IOMは、ムザファラバード唯一の病院に33張のテントを届けた、これにより、病院の被災者受け入れ環境が改善された。

テントの大きさは8m×5mで、1張で20名の患者とそれぞれの付き添い1名を収容できる。これまで、患者の多くはAbbas Shaheed病院の廊下での寝泊まりを余儀なくされていた。

テントは22日に、トイレ用テント33張、折りたたみ式ベッド200台、マットレスと枕400組とともに、IOMのトラックによりイスラマバードから現地に輸送された。
パキスタン
被災者を寒さから守るための冬用テント ©IOM 2005

病院から要請を受け、救急車両4台も近く到着する。うち2台は、遠隔地とヘリポートや病院の間の患者の移送に使用し、残りの2台は、ムザファラバード周辺での移送に使用する。

同じく22日に、テント70張とマットレスと枕600組がバグにも到着した。地元のNGO他と協力して配布を行う。

バグのIOM職員によれば、この地域の住民40万人のうち、30万人が被災していると考えられており、40,000〜50,000張のテントが緊急に必要とされている。

災害前からこの地域の人びとは貧しい生活を送っていたが、今では人々には何も残されていない。建物はいくつか残っているものの倒壊の危険があり、余震が続く中、人々は屋外で寝泊まりしている。11月には気温は零下15度まで下がるので、さらにテントを持ち込まなければ、寒さにさらされている人々が死に至る危険がある。

IOMは今週、パキスタン製のテント3,000張を輸送し、バグ他でNGOなどとの連携のもと、被災者に迅速に配布する。
パキスタン
テントとともに被災地の病院にマットをおくる
©IOM 2005

※IOMは、パキスタン国内での援助物資の被災地への輸送サービスを、現地で活動するNGO他の援助団体にも無料で提供しております。ご興味のある団体は、駐日事務所までご連絡ください。

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