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国際移住機関(IOM) プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2005年11月2日 |
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◆パキスタン地震 孤立したアベリ地区の被災者へ冬に備えた救援物資を配布◆ |
IOMは引き続き、遠隔の被災地への援助物資輸送を行っている。これまでに、テント4,000張、毛布34,000枚、マットレス2,650枚、バケツ14,000個、ビニールシート1,100枚を被災地に届けた。また、日本のNGO、JENなどを始めとした、パキスタンで活動する他の援助機関に対しても、約トラック300台分の輸送サービスを提供した。自衛隊とも連携して、ヘリコプターでの物資輸送や病人の移送も行っている。
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パキスタン・バタグラム県 遠隔地へのテントなどの援助物資の輸送を急ぐ ©IOM 2005 |
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パキスタン バタグラムにおける物資輸送の拠点 ここから空輸などで遠隔地に輸送 ©IOM 2005 |
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10月31日には、オランダ政府から寄贈された救援物資をインドとの停戦ライン付近に位置するバグ県アベリへ輸送した。オランダからの救援物資の第一便は、10月29日夜にイスラマバードに到着した。10人用テント500張、暖房器具500台、マットレス500枚、毛布5,000枚、そして120台の担架などである。
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物資は11月2日にもアベリの中心、カフタの町へ運ばれる。IOMとパートナーNGOであるイスラミック・リリーフが、標高の高い村で地震により家を失った人々に対して配布を行う。山村の中には、未だに支援が届いていないところもあり、積雪で道が遮断される前に暖房器具などの物資を届けなければならない。土砂崩れによって多くの道でトラックの通行が不可能になっているため、IOMとイスラミック・リリーフはジープを使って救援物資を輸送する。同時にIOMは、国連に対してヘリコプターの使用を要請している。バグ県で活動する援助関係者によると、県内で未だに全く支援を受けていない地域はアベリのみである。
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IOMは、インドから7,500張、トルコから1.500張、そして中国から1,000張のテントの調達を進めている。
20万人もの被災者が野外で冬を迎える恐れがある中で、IOMはテントとは別に、600セットのシェルター・キットの配布というパイロット事業を始めた。キットには鉄製の屋根ふき材、ビニールシート、金づち、くぎ、鍬、つるはし、手斧、のこぎり、針金他を含む。これらの道具は、地震で壊れたい家の修理やシェルター建設のために不可欠である。
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パキスタン・バラコット 厳しい冬が間近に迫る被災地 ©IOM 2005 |
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さらに、ストーブ、毛布、マットレス、台所用具、そして子供の衣服なども配布する。このパイロット事業の結果を踏まえて、IOMは被災者数千人に対しこのキットを配布する予定。
パキスタンにおける被災者支援活動にとって、資金不足が大きな足かせとなっている。多くの援助団体が資金不足のまま活動している。IOMは、緊急シェルター、保健、輸送などの支援のために国際社会に合計6,050万ドルを当面6ヶ月の活動費として要請している。しかし現在までの支援表明は850 万ドルに留まっている。
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