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国際移住機関(IOM) プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2005年12月16日 |
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◆パキスタン 地震被災者にさらなる越冬支援が急務 シェルター調査結果発表◆
国連パキスタン人道調整官(Jan Vandemoortele)は、地震被災者が避難生活を送るシェルターに関する調査結果を発表した。調査は北西辺境州とパキスタン実効支配下のカシミールにおいて、標高1,500m以下で生活している人々を対象に行われた。国連機関とIOM、パキスタン政府、NGOが協力して、先週調査の取りまとめを行った。この調査により、10月8日の地震で被害を受けた人々が直面している厳しい冬の現実が明らかになった。
合計3,004世帯を対象とした緊急調査であるが、被災した一世帯につき、冬を越すために少なくとも一部屋の暖かい部屋を用意するために、さらに大規模な支援が必要であると明らかにした。
調査によると、全体の74%の世帯が不十分な環境のシェルターで生活している。テント1張には平均7.44名が生活しているが、一世帯平均毛布2枚と布団(キルト)2枚しか保有していない。
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その他、以下のような現状も明らかになった。- 十分な仕様の冬用テントで暮らしている世帯は全体の5%
- 全体の12%の世帯が、冬用ではないが十分な補強がされているテントで生活
- 調査対象の9%が地震で倒壊した家の瓦礫で仮の避難所を建設
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緊急の追加的ニーズとして以下が挙げられる。- 一世帯に9枚、合計240万枚の毛布
- ビニールシート17万枚
- 防水布20万枚
IOMパキスタン事務所のダレン・ボワベール報道官は以下のように語っている。 「被災地で暮らす人々は深刻な危機に直面しており、緊急の支援を必要としている。これまでの支援ですでに世界の冬用テントを使い果たしてしまっており、シェルター支援を行う援助機関は、ニーズが莫大であるため、冬用毛布が世界市場で不足することを憂慮している。」
調査結果を受けて、パキスタン政府と援助機関は12月15日から、標高1500m以下に住む人々に集中的に緊急支援を行う。シェルターを冬仕様にする支援は既に始まっており、トタン板、ビニールシート、防水布、毛布や道具などを配布する。
IOMは12月中旬までに、標高1,500 mより高い村々へ建築資材と道具を1万セット配布することを目標としていたが、まだ2,500世帯にトタン板を届ける必要がある。現在調達済みのトタン板を被災地の拠点に輸送中で、一週間以内に配布する予定である。
時間との戦いの中でIOMは支援を続ける。国連の緊急アピールを通じたオーストラリア政府による180万ドルの支援を受け、更にシェルターの資材を調達中。 IOMはこれまでに、トタン板27,486枚、テント14,238張、防水布20,767枚、毛布54,902枚、布団(キルト)16,460枚、マット14,283枚、道具類、調理器具、建築資材などを被災地で配布した。
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