国際移住機関(IOM)
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2006年6月1日

◆インドネシア ジャワ中部地震 被災地で救援物資配布、家族との再会を支援◆

IOMは、地震の被害を受けたジャワ島で救援活動を行うインドネシア政府やその他の政府機関、援助機関に対し、移送と輸送のサービスを提供している。

IOMは5月30日早朝より、ジャワ島中部スラカルタ(ソロ)の空港から被災地に、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)より提供された64dの救援物資の輸送を開始した。
空港で救援物資をIOMのトラックに積み込む
© IOM 2006. Photo by Shima Roy

JICAクリニックが発見した重症の被災者を
IOMがより施設の整った病院に移送
© IOM 2006. Photo by Katsui Kaya

ビニールシート、水タンク、衛生用品などの物資は、バントゥル、クラテン、ジョグジャカルタ、スレマンの4ヵ所でインドネシア赤十字社によって被災者に配布された。

日本政府から国際協力機構(JICA)を通じてインドネシア政府に寄贈された、浄水器や発電機、ビニールシート、マットレスなど20dの援助物資についても、ジョグジャカルタ州知事の要請により、IOMは31日よりバントゥルで配布を開始している。並行してJICA医療チームとも協力を進めている。

IOMは5月29日にオペレーションを開始して以来、計190dの物資を輸送した。現在41台のトラックを運行している。

IOMはジョグジャカルタ特別州知事事務所に事務所を開設した。インドネシア政府の要請により、援助機関からの輸送支援の要請に応え、援助物資の輸送から配布までを総合的に管理するシステムを提供する拠点となる。

インドネシア政府によると5月27日の地震で6,000人以上が負傷したが、地元の医療システムでは対応しきれていない。3万軒以上の家屋が倒壊し、およそ15万人が家を失った。

IOM医療チームはジョグジャカルタのSardjito病院に事務所を開設した。負傷者の医療機関への移送支援や、その後の帰還支援の拠点として機能する。

治療を終えた負傷者の家族との再会を支援
© IOM 2006. Photo by Katsui Kaya

5月30日には、腕を切断した男性負傷者と脚に重傷を負った男性負傷者の2人がIOMの支援を受けて、バントゥルで家族と再会した。

IOMはまた、家族を失うなどのショックでトラウマに悩まされる被災者への支援を検討するため、心のケアの専門家を被災地に派遣した。

その他にも、現在合わせて33人のIOM職員がジョグジャカルタと周辺の被災地で活動している。

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