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国際移住機関(IOM) プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2007年2月16日 |
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大西洋/モーリタリア 移民を乗せた漂流船、接岸に成功 |
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公海で1週間以上過ごした後、Marine1号はモーリタニア北部ヌアディブ港へ接岸準備を行う。 ©IOM 2007 Photo by Michael Tschanz |
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IOMとモーリタリア赤新月社の救援チームは2月8日、公海上で漂流していた船に乗る移民数百人に、スペイン赤十字社から寄贈された食糧と水5トンなどの支援物資を届けることに成功した。
海上での支援は強い波のため困難を極め、移民だけでなく密入国あっせん業者も乗船している可能性があることから、移民の状況を詳しく確認するためには船を岸につける必要があった。
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このMarine1号は12日、西アフリカの海岸沖で1週間以上過ごした後、ようやくモーリタニア北部ヌアディブ港に到着した。乗船していた男性移民369名は全員、その日のうちに下船することを許可された。多くの乗船者は下痢や疲労がひどく、モーリタリア赤新月社とスペイン赤十字社の手当てを受けている。
西アフリカ出身者は35名、南アジア出身者は334名で、インド、パキスタン、ギニア共和国の領事による面接が行われている。またIOMは、母国への帰還の可能性について、移民に対するカウンセリングを提供している。IOMは帰国を希望する移民への支援を検討している。
Marine1号はスペイン領カナリア諸島に向かっていたとみられるが、途中海上でエンジンが故障した。
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乗船者の1人であるアジア系移民は海上から無線を通じ、2ヶ月半前にMarine1号に乗船する前、コートジボワールのアビジャンで4ヶ月監禁されていたと語った。
密入国あっせん業者によって、西アフリカで多くの移民が立ち往生する。IOMはこの数年、多くのアフリカ、南アジアからの移民の自主的帰還を支援している。
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スリランカ出身を名乗る移民に対し、IOMスタッフが母国への帰還の可能性についてカウンセリングを行う。 ©IOM 2007 Photo by Michael Tschanz |
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西アフリカはヨーロッパへの不正規移住、特に南アジアからの密入国の主要なルートとなっている。陸上、および海上での国境管理の強化により、密入国組織は出発地をモロッコからモーリタリアへ、セネガルからギニア共和国へと南に移している。航海が長くなることで移民の危険はさらに高まる。
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フィリピン 就職あっせん業者協会の設立に合意
海外での職業あっせんに携わる民間業者33社と移住労働者の送り出し国9カ国の(バングラデシュ、中国、インドネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、タイ、スリランカ、ベトナム)関係団体は、アジアの移住労働あっせん業者による協会を組織することで合意した。
協会は倫理的な職業あっせんの促進、職業あっせんのベスト・プラクティスなどの情報共有、労働移住にまつわる問題の啓発などを行う。
アジアの職業あっせん業者は労働移住を促進する最たる存在である。2006年には、フィリピンだけで100万人以上の労働者が海外へ渡ったが、そのほとんどが民間業者を通したもの。
また移民による本国への送金は、上記のアジア9カ国で最も大きな海外からの収入源の一つ。
しかし、いくつかの職業あっせん業者は過去、移住労働者に高額な手数料を請求し批判されている。
この合意は、IOMが主催したワークショップ、「ヨーロッパへの移住労働者派遣、倫理的な職業あっせん」がきっかけとなった。このワークショップは、欧州委員会の支援によりマニラで3日間に亘って開催された。
IOMはこの協会の設立と発展を今後支援する予定である。
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