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国際移住機関(IOM) プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2007年6月15日 |
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メコン川流域 安全な移住とHIV/エイズ感染防止キャンペーン |
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HIV/エイズと安全な移住についてのアニメーションビデオ、”For Life, With Love” ©IOM 2007 |
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IOMは、メコン川流域の移住労働者数万人を対象に、HIV/エイズ感染防止を目指すビデオを使用した啓発活動を開始した。
ビデオはオランダ政府の援助を受けて制作されたもので、故郷から離れて新しい社会規範にさらされ、他の人々よりHIV感染の危険が高い移民が対象。移民の受け入れコミュニティや、同地域で急速に発展している高速道路の近隣住民も対象としている。
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「ASEAN高速道路網は、地域での一国内、または国境を越えた移動を加速させます。大きな経済的機会を生み出しますが、場所によってはアルコールや麻薬の注射、文化的な要因、他の地域への労働移住などに起因するリスクの高い行動により、HIVへの感染の恐れがあります。」とIOM地域医療アドバイザー、ネネット・モータス医師は語る。
「現在、道路や他のインフラ建設が行われている地域もリスクが高いと言えるでしょう。比較的豊かな外国人契約労働者の存在によってリスクの高いリクリエーションのニーズがあり、それに伴って近隣で発展する地元経済があるからです。」と彼女は分析する。
HIV/エイズと安全な移住についてのビデオ、”For Life, With Love”は、アニメで生きるための知恵を伝えている。タイ・カンボジア・ベトナム・ラオス・ミャンマー政府の移民に関わる保健機関や関係者との協力で作られた。政府・NGO・草の根団体がHIV/エイズと移住について意識啓発のために使用することを想定している。
ビデオは10分のアニメ8本からなり、新しい土地に移住した主人公たちが新しい生活を始め、HIV/エイズやジェンダー、差別、サービスへのアクセスなどの課題に対処する様子を描く。
ビデオはクメール語・ビルマ語・ラオ語・ベトナム語・タイ語・英語で作られ、移民の出身地・経由地・目的地それぞれのコミュニティにおけるHIV感染拡大防止を目指している。
※アニメーションビデオの紹介映像はこちら (IOM東南アジア地域事務所ウェブサイト)"For Life, With Love"→
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インドネシア・アチェ 有名俳優が精神衛生の啓発劇に出演
IOMの心のケアに関する啓発活動キャンペーンの一環として、アチェ出身俳優のGense氏とBurhan氏が先週末、紛争による精神疾患についての劇をアチェで演じた。両氏は地元テレビ局の連続ドラマのスター。
劇はビルン県の2つの地域で上演されたが、この地域は、2005年にインドネシア政府と独立アチェ運動との間で和平合意が結ばれるまで30年近く紛争の影響を大きく受けてきた。
IOMはノルウェー政府の援助により、2つの地域の25ヵ村で6カ月の試験的な心のケアプログラムを実施。住民への基本的な医療サービスの提供、精神衛生のケアを行った。訓練を受けた村のボランティア125人や政府の診療所との協力で移動診療所を運営し、患者2,500人を診察、精神疾患を患う581人に治療を行った。
2006年にIOMがハーバード大学医学部とインドネシア保健省との協力で行った、ビルン県、ピディ県、北アチェ県における精神衛生に関する調査によれば、紛争の影響を受けた住民のうち、65%が重度のうつ、69%が重度の精神不安、34%が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を示していた。
30のコミュニティから無作為に抽出された民間人596人の8割近くは戦闘経験があり、41%が家族や友人の死を経験、3分の1の人の家族や友人が誘拐されたり、消息を絶ったりしている。
アチェの多くの地域では、戦闘中の生活やトラウマ経験がPTSDやうつ、重度の精神不安などを引き起こす可能性があることが理解されていない。
「ほとんどの人は紛争の影響やトラウマの原因について理解していません。人々の多くは、精神疾患は悪霊によるものと考え、暴力的な出来事の経験が原因でありうると気付いていないのです。」とIOMの医療プロジェクトを指揮するEnny Bahari医師は語った。
※上記アチェにおける心のケアのニーズについての調査報告書(英文PDF)
Psychosocial Needs Assessment in Pidie, Bireuen and Aceh Utara Districts→
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