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国際移住機関(IOM) プレス・ブリーフィング・ノート日本語版 2008年4月4日
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■ イラク バグダッドと南部の病院への緊急食糧支援 ■
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©IOM 2008 |
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IOMは4月2日、バグダッド市内のサドル地区、及び南部のバスラ県とカーディシーヤ県の病院へ食糧を届けた。これは最近の戦闘の収束後、サドル地区の病院への初めての食糧支援となった。
長きに亘って同地域への立ち入り許可を求めてきた結果、食糧パッケージ30セットをサドル地区のイマーム・アリ病院に届けることができた。
イラク政府軍とマフディー軍の間の戦闘が先週末に終結したことにより、外出禁止令及び制限はほとんど解除された。しかし車両での移動が制限されていることや、未だに一部地域では外出禁止令が続いているため、戦闘地域で身動きが取れず困難な状況にある人々へのアクセスが今まで不可能だった。
バスラでは食糧パッケージ500セットがバスラ教育病院に届けられ、需要に応じてそこからさらにバスラの6ヵ所の病院に配布される予定。イラク保健省の要請により、さらに食糧セット250組が翌日届けられた。
IOMはカーディシーヤ県の県都ディーワーニーヤの病院にも食糧パッケージ250セットを届けた。ジーカール県の県都ナーシリーヤとワーシト県の県都クートにある病院にも翌日食糧パッケージを届けた。
IOMは2日間で合計1,800セットを配布した。食糧の公的配給システムは対象地域が限られている上に、品目が不足している場合も多く、過去3年間充分に機能していない。そのため配給にアクセスできない国内避難民と、受け入れコミュニティーへの一刻も早い食糧支援が必要であった。
全ての食糧支援は入院患者や付き添いをする家族、病院スタッフを対象としており、パッケージには、イラクの人々から要望の多い、植物油、ヒヨコ豆、その他の豆、トマトペースト、米などが入っている。
約680人の命を奪い約1,500人を負傷させ、外出禁止令まで余儀なくした、バグダッド及び南部での戦闘の結果、イラク国内の広範な地域において食糧、燃料、水、医薬品の供給ラインに悪影響をもたらした。IOM現地職員の報告によれば、戦闘の影響を受けた地域では物価が50〜600%上昇しており、食糧不足と燃料不足が深刻。
IOMは食糧支援の他、パートナー団体と協力して国内避難民のモニタリングとニーズ調査を行っている。イラクには現在280万人もの国内避難民がいる。2006年2月のサマラでのモスク爆破事件をきっかけに、多数の人々が避難生活を強いられたため、その数は2003年度時点の120万人から更に150万人増加した。
最新報告によると、100万人以上の国内避難民が充分な食糧と住居を得られておらず、それとほぼ同数の人々が固定収入がないか失業状態にあるという。約30万人の国内避難民が清潔な水へのアクセスがなく、その他の基本的サービスについても支援を必要としている。
IOMは国内避難民やその他の困難な状況にある人々に食糧や生活物資の配布を行ってきた。2003年以来、500万人以上の国内避難民、帰還民、受け入れコミュニティーの住民を支援した。
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